「サステナブル・ブランド国際会議 2019 TOKYO」に参加しました。
2019年3月6日~7日の二日間、東京では3回目の開催となる「サステナブル・ブランド国際会議 2019 TOKYO」に参加しました。今年は「Re Designing The Good life」というテーマで、サステナブル、SDGs、ESG、CSV、CSRなどに関連するセッションが行われました。オープニングでは、坂本龍一氏のビデオレターがあり、様々な企業や組織のサステナブル・ブランドへの取り組みが紹介されました。
弊社メンバーは、2017年の初回開催から参加しており、今年の参加者はSDGsに対する関心が非常に高いことを感じました。グローバルに展開する先進的な企業は、SDGsを経営への統合として盛り込み、具体的な数値目標をレポーティングしている例なども見られました。日本企業は、SDGsの17のグローバル目標を、事業に照らし合わせたり、サプライチェーンの中に位置づけたりと、アイコンをマッピングしている段階の企業がまだまだ多い印象でした。
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事の有馬氏のお話によると、SDGsの認知度に関するアンケートで「経営陣に定着している」が、2015年で20%、2018年では59%と大幅に伸びている。一方で、中小企業経営者へのSDGsの認知度アンケートでは、「全く知らない」84.2%、「内容は詳しく知らない」8.0%とあり、中小企業経営者の約92%がSDGsをほとんど知らないという調査結果となっているそうです。(参照元:GCN SDGs調査レポートvol.3 http://www.ungcjn.org)
大企業が先行してSDGsへの取り組みを加速させている中で、中小企業もSDGsへの取り組み方を考えていかなければならないと感じました。私たちは、デザインを通じて「わかりやすく伝える」という中で、こうしたSDGsに関わる活動をサポートしていければと考えています。
サステナブルブランドに関するセッション
ランチセッション
様々な企業のサスティナビリティに関連する冊子