社員旅行で徳島・兵庫に行きました
こんにちは。
コミュニケーションアーツ、ディレクターのTIです。
ここ数年恒例となっている当社の設立(1978年6月30日)を記念した社員旅行に、今年も行ってまいりました。当日は、多くの関係者様にご配慮をいただいたこともあり、私用による不参加者を除くすべてのメンバーが参加することができました。誠にありがとうございます。
今年は6月30日(金)〜7月1日(土)で、場所は徳島&兵庫。一昨年の箱根、昨年の伊豆から突然の四国。これには、社長の強い思い入れがあったわけで…その説明は後ほど。
というわけで、迎えた6月30日(金)。集合は10時30分に羽田空港です。
普段は定時直前(むしろちょっと過ぎている)に怒涛のように会社になだれ込んでいる社員一同ですが、この日は10時20分までにはほぼ全員が集合。やはり普段は本気出してないだけなんですね…。
JALに乗って一路、徳島阿波おどり空港へ。
そこからバスに乗り、着いた先は「大塚国際美術館」。実は、冒頭の“社長の強い思い入れ”というのは、この美術館に社員を連れていくこと。徳島上陸後1時間にして、早くも今回のメインイベントです。
ここは、古代壁画からルネサンス期、現代アートまで、世界中の名画1,000点あまりを、陶板に原寸大に複製した「陶板名画美術館」。文化財保護活動への多大な貢献と、世界の名画を一気に鑑賞できることを両立した、とてもユニークな美術館です。なにしろ手で触れても光を当てても劣化しないのですから、オリジナルでは不可能な明るい照明のもと、至近距離で隅々まで名画を見ることができます。こんな感じに。
「最後の晩餐」も…
「バベルの塔」も…
「ゲルニカ」も…
そして、この美術館の最大の見どころは、こちら。
サン・ピエトロ大聖堂のシスティーナ礼拝堂天井画の完全再現。
まさに、「圧巻」の一言でした。
しかし、この美術館。とにかく広い。なにしろ地下3階、地上2階。日本で2番目に広い面積を誇り、長さは約4km。そこに美術史上に燦然と輝く名画が大量に並べられているものだから、足を止めるなと言う方が無理がある。
ましてや、私たちは美大出身者も数多く抱えるデザイン制作会社。当然、美術作品には人一倍思い入れの強いものも多く…鑑賞時間として確保された2時間では見きれずに、最後はダッシュ鑑賞をする羽目になった社員も発生。とはいえ、それほど夢中になるぐらい素晴らしい美術館でした。
1日目はこれにて終了。本日の宿泊先「ルネッサンスリゾート ナルト」へ向かいます。全室オーシャンビューです。
2日目は、朝8時にホテルを出て、姫路へ向かいます。ここからが、パッケージツアーという名の体育会系詰め込み旅行の真骨頂です。
徳島と姫路。地図上では瀬戸内海と香川県を挟んでいて遠い印象ですが、大鳴門橋と明石海峡大橋の2つの長大橋の開通で、2時間程度で行くことができます。日本の優れた土木技術は、地図の先入観を見事に打ち破ります。
そうこうしているうちに姫路城が見えてきました。もちろん、姫路に来た目的は、この別名・白鷺城とも呼ばれる美しい城を鑑賞するためです。
淡路ハイウェイオアシスで昼食休憩をしたのち、次は淡路花さじき。
一面に花が咲き、景色もきれいな丘なのですが、滞在時間がわずか30分!小走りで展望台を駆け上がり、再び下に向かい、また小走りで駆け上がってバスに戻ります。
そして、最後は再び徳島・鳴門に戻り、大鳴門橋「渦の道」へ。
地上45mから、鳴門海峡の渦潮を見ることができます。こんな感じに。
行ったタイミングは、ちょうど渦の出始め。1時間ほどでピークを迎えるというタイミングでしたが、残念ながらスケジュールの都合上、小さな渦しか見られませんでした。まあ、自然が相手ですから仕方ないですね。
この後は徳島阿波おどり空港に戻り、夕食を取ったのち、JALで羽田空港へ。
こうして、無事社員全員が大きな怪我もなく、帰還することができました。
創業以来、たくさんのお客様や関係者様に支えられ、今年で39周年を迎えることができました。皆様、誠にありがとうございます。来年はいよいよ40周年。この長い歴史に恥じない制作物をお客様にお届けできるよう、また気持ちを新たに精進してまいろうと思います。
今後とも、なにとぞ変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。